ワイン総進撃 -4ページ目

喉ごし

マスターキートンという漫画があります。

「PLUTO」、「二十世紀少年」「モンスター」などで、今をときめく漫画家、浦沢直樹の作。

主人公キートンは、イギリスと日本の混血で、イギリス軍の特殊部隊で教官をしていた考古学者。
ただ学者稼業は、閑古鳥が鳴いているので、保険会社の調査探偵を主な生業としています。

そのキートンがフランス、ブルゴーニュに行ってバールでワインを飲みます。

店の主に感想を聞かれて。

「喉ごしがいいですねえ」

…作者がワインをろくすっぽ飲んでいないのが、チョンバレ!

そんな事、産地のバールで言ったら水かけられるよ、きっと(笑)

走ると痛い

響きます。

ギシギシと骨の痛みが。

早く治らないかなあ。

あじわい

あじわい

まったりとした「麦」を思わせる甘さ。

泡の細かさは、キリンに負けていますが。

シャバシャバになっていないところは、評価されても良いのでは。

このワイン、口に合わぬ! その3

カンパリ


せっかく買ったワインが、どうにも不味い。

美味しくない。

がっかりですよね。

そんな時、赤でも白でも使える技です。

ワインにカンパリを少し垂らしてステアする・・・。

カンパリの濃厚な甘さと味わいが、駄ワインを一応飲める代物に変えてくれます。

とはいっても。

これは、ワインではありません。

カクテルの一種ですね。

マシア・レレウ シャルドネ 2006

マシア・レレウ シャルドネ 2006

産地:スペイン

白ワイン

実売価格:1500円前後

色は輝きのあります。
緑がかった黄色というところ。
みずみずしいトロピカルフルーツ、新樽でしょうか、かすかにキャラメルナッツのような甘い香りがします。
味わいは濃いめです。艶のあるフレッシュさ。完熟葡萄の果実の甘味と良質な酸があって。切れの良いフィニッシュ。

パピヨン

パピヨン

産地:南アフリカ

実売価格:1800円前後

品種:コロンバール80%、ソーヴィニョンブラン20%

白桃の香りが、微かに匂い立ちます。

それをライムのような柑橘系の果実の爽やかな香りが包み込むように沸き立ってきます。

泡の大きさは、この価格帯としては及第点を差し上げてよいと思われます。

私がこれを飲んでいると。

家内が焼いた「サバ」を出してきました。

ニンニクを刻んで辛く煮詰めたソースをかけて。

うう!と、一瞬ひるんだ私。

なぜって。

魚と白ワインは「合う」と一般に思われていますが。

魚の「えぐみ」を引き出す場合も多々あるからです。


・・・でも。

それは杞憂でした。

美味しくいただけました。

他の魚でも試してみなくちゃ!


一人で一飲んじゃいました(笑)

ロッコツ、オレタ

3トンの鉄をバキュームリフトで運んでいたら。

8個ついている吸盤が一斉に外れて。

(メーカーは、そんな事は起きるはずがない、と言っているが)

鉄が落下した反動で、リフトが跳ね上がり。

一点釣りのリフトなので「てんびん」で踊りますわな。

それが私の方に飛んで来たのだ。

その間、1秒とちょっと。

よける間もなく胸で1.5トンのリフトを受け止めて。

2メートルほどの深さの廃材を入れる鉄の箱の中に落とされ。

それでもリフトは私めがけて落下し続けたのです。

ギシギシギシッと胸がきしむ音が聞こえたよ。

手に握ったクレーンのリモコンは、ずっと逆方向に動くように押しっぱなしだったけれど。

ものすごい力だから、そう簡単に逆方向に動かんのだ。

歩いていて、出会い頭にバイクを「はねて」、どうもなかった私ではありますが。

1トン以上のものには勝てませんでした、はい。

「鋼のワインアドバイザー」には、こういう危険がつきものなのです。

キリン スパークリング・ホップ

泡の細かさは、水飴が原料の半分という発泡酒としては抜群。

麦芽の香りも同様。

現時点では、最高の「ビールモドキ」かも。

スパークリングホップ

昔はキッチュに、

似ていると言われていました。

松尾貴史ですかね、今で言うところの。

デビューしたての頃に彼が出演しているテレビを見ながら。

ああ、これ、録画なんですよ、

テレビって少し映り具合で本人と変わっちゃうんだな、

って言うと飲み屋の人間が皆うなずいていたぐらい似てました。

その頃は、65キロぐらいで。

一時期0.1トン近くの「親方状態」になって。

最近、かなり痩せまして。

もう一踏ん張りで、また似てると言われる状態になるかな・・・・。

似てなくても良いから、元に戻りたい(笑)

ドルニエ メルロ 2003



産地:南アフリカ

実売価格:2000円台前半

見事に熟したチェリーの芳醇な香り。

その後ろに微かに見えるプラムのタッチ。

タンニンは分厚くはないが、スムーズで心地よい。

メルローは、シルキーで滑らかなものが美しいと理想を描いていたが、

こういうスタイルも良いものだと再認識しました。

ドリニエメルロ