ワイン総進撃 -171ページ目

セブンイレブンのボージョレヌーボー

解禁直後価格:2180円
2月末の実売価格:1700円前後
コンビニのヌーボー。田崎真也がアッセンブラージュした!が売り文句でした。どうなんかなあ、と思って飲んだのですが、なかなかうまい。
04年のヌーボーの多くは酸が果実味を覆い隠すようなタッチで一般受けしにくいような印象がありましたが、このセブンイレブンのヌーボーなかなかやりまする。
同時発売で高い方のジョルジュデュブッフは値段の割にパッとしませんでした。波田陽区に切ってもらいたい感じ「残念!」
デュブッフはヌーボーはパッとしませんが、通常のボージョレルージュはうまいですね。ムーランナヴァンなんて同価格帯のピノノワールよりも勝るのではないかと思われます。
販売元:セブンイレブン
http://www.sej.co.jp/osusume/beaujolais.html

Dom.M.ダンジェルヴィル ヴォルネィシャンパン 02

実売価格:9000円?
マルキ・ダンジェルヴィル。
軽いタッチ。タンニンは程々に効いていてよい感じ。てな訳ですが。このワインも開けるのはせめて2015年~2020年ぐらいにしてくださいね。せめて。
猫屋会館はワインの幼児虐待撲滅を推進します。

2002年は、ビッグ・ヴィンテージといえましょうか。ワイン・アドヴォケイト誌でも非常に高い評価を受けまております。今飲むのではなくコレクションに加えてるならお奨めの名ワインです。ビオ全盛の現代ブルゴーニュのスタイルからすると、昔ながらのしっかりと腰の落ち着いた、良い意味で時代遅れなワイン。
輸入代理店:フィネス

Dom.ジョルジュ・ルーミエ モレサンドニ一級畑 02 R

実売価格:6500円ぐらい?
今飲む必要は全くありません。
ただの軽い線が細く軽く美味しいワインでしかありません。
数年以上の時間がなければワインの花は開きません。
有名ドメーヌのモノを買いあさっては未熟な状態で栓を開けてしまう知識豊富な「ワインマニア」が世にはびこる限り素晴らしいワインに対する幼児虐待は終わる事がありません。

シャンボール・ミュジニー村にあるジョルジュ・ルミエは1924年にドメーヌを創立。誰もが認めるコート・ド・ニュイのトップクラスですが、ジュルジュ・ルーミエが引退し てからドメーヌ評価は低迷していました。この評価をあっという間に最高レベルへと復活させたのが息子のクリストフ。シャンボールの村名ワインは果実味が純粋でクリストフの造るワインの傑作のひとつともいわれます。またボンヌ・マールは花のような芳香をもち、しっかりと強固なスタイル。ワインの醸造については、どんどん自然な方向へ向かっている。化学薬品、ろ過、化学肥料、除草剤そして、清澄を廃止。また、イキイキとした果実のフレーバーが消えるのを防ぐためSO2の使用も3割減としました。

輸入元・フィネス

Dom.メオカミュゼ ヴォーヌロマネ 02 R

産地:フランス

軽い口当たり。爽やかなイチゴの香り。細いボディだがタンニンは存在感があって心地よく口中にまとわりつく。

ブルゴーニュファンがあこがれる、赤ワイン造りの天才アンリジャイエの思想を引きついだ、超人気のドメーヌ。
このドメーヌは、1983年に元詰めを始めたばかりたが、元ここの小作人だった、かのアンリジャイエがコンサルタントをつとめる高水準の造りをしている。ジャン・ニコラ・メオが、ドメーヌの管理・運営をし、アンリジャイエの流儀をしっかり守りつつ、絶えず新しい技術を試みている。途方もないブルゴーニュの赤を造るドメーヌとして、評判が評判をよび、非常に入手困難なワインになっている。葡萄が色づく前に剪定をして、収穫量をかなり抑えいる。特級、1級は新樽100%、村名とACブルゴーニュは新樽50%をつかう。

輸入代理店 フィネス

ドメーヌ・サンブリ 02  Dom.ベルサン兄弟

産地:フランス ブルゴーニュ シャブリの近くのサンブリ村
品種:ソーヴィニオンブラン
実売価格:1300円ぐらい?
ここの生産者は安い価格帯で美味しいワインを作ってきましたが、2002年も当たりです!
ボルドーのソーヴィニオンブランと違って濃くフルーティーです。
開けた日は酸味が際立って美味しいタッチ。
2~3日と経ていくごとに果実味が前面に出てきます。
「濃い果実味」のワインですがあくまでフレッシュ。
一週間後でも美味しく飲めます。
輸入代理店:ボニリジャパン

このワイン、口に合わぬ! その3

おいしいワインは飲みきってしまいますが、そうでないものは残ってしまいます。さて、そのワインどうなるか?料理用に使うという場合がほとんどでしょうが、ヘビーユーザーにしてみればそんなものでは追っ付かなかったりします。毎日来る日も来る日も煮込み肉ばっかり食べているわけにもいかないですし。料理用のワインでどんどんあふれてしまうわけです。さてどうしましょうか?
コンパクトに圧縮してしまえばいいわけです。
まず飲み残しのワインを鍋に入れて1/2~1/3に煮詰めます。(もっと煮詰めてもよいですが煮詰める割合はご自分の「流儀」を決めておいてください。でなければどれぐらいの濃さかわからなくなってしまいます。)
それを製氷用のトレーに入れて冷凍庫で凍らせて保存しておくというやり方。
けっこう使いよいですよ。お奨めです。

最悪の組み合わせ

魚には白って、常識のように言われてますが。 白ワインで魚を食べたとき、「うぐ!」と思った人いませんか? なんともいえない魚の生臭さが立ち上ってきた、という経験をした人は多いはずです。科学的になぜかはわかりませんが白ワインの多くは魚の嫌な臭いや味を引き出す習性があります。フレンチやイタリアンの料理人の方数人にこの問題にどう対処するのか尋ねましたところ「基本的に油をかけるしかない」とのこと。つまり油をかけて誤魔化す、ということです。このようなことでは「マリアージュ」は望むべくもありません。無理です。 最悪の組み合わせを一つ紹介しますと、リースリングとイカです。特にスルメ。口に両方をいれますとまさに口にあるのは食物ではなくイカの死骸。 がつんと来るぐらいの樽香がついたシャルドネとかは魚の存在を押さえ込めますが。双方が相乗効果でよくなるということは・・・。ないですね。 いまのところ。 どなたか相性の良い魚介類と白ワインの組み合わせをご存知でしたら具体的な情報をお知らせください。よろしくお願いいたします。

続・このワイン、口に合わぬ!

さて、白ワインを買ってみて「まずい!」というときはどうするか?
この時活躍するのがオレンジジュース
赤ワインとジンジャエールの時と同様にゴブレットに氷を入れて
白ワインとオレンジジュースを適量いれます。
まあ、これもすでにワインとは言えません。
カクテルですね。名前はついていませんが。
ウオッカとオレンジジュースでスクリュードライバーですから、
猫屋は「かなづち」と命名させてもらいましょうか(笑)
オレンジジュースもワイン愛好家の冷蔵庫になくてはならないものです。
(ブショネの場合は「終わってます」から飲めません。泣きながら捨ててください。)

このワイン、口に合わぬ!

試しに買ってみたワイン、家に帰って栓を抜いてみたら「まずい!」ということありますね。そんな時あなたならどうします?
「捨てちゃう」「カレーをつくる時などにぶち込む!」・・・。
今回、「飲んでしまう」方法をご紹介しましょう。
赤ワインで不味かったらジンジャエールで割って飲めば大概の物は飲めます。(ブショネのワインをのぞく)まあ、ワインではなく低アルコールカクテルという感じの飲み物になってしまっていますが。
氷をいっぱい入れたゴブレットにこの飲み物を入れて飲むとなかなかいけます。ワイン好きの冷蔵庫の常備品の一つはジンジャエールですね。

ポールメッサー

産地:フランス
すっきり辛口のヴァンムスー。今日行ったレストランで2000円で売っていたのでおそらく普通にワイン屋で買ったら1000円ぐらいでは?
まあその値段だとしたら優秀な方かな。でもあと1000円出してもいいからもう少しパンチの効いたワインが飲みたかったぞ。
輸入代理店:ないしょ。