偽ウイスキー | ワイン総進撃

偽ウイスキー

先日、某店で「ウイスキー」を買いました。
理由は激安。
1本600円を切る販売価格。
どんなものか試してみようと購入。

家に帰って、グラスに注ぎました。
香りを嗅いでみます。

む?
予想していたカラメルの臭いがありません。
アルコールの匂いに、他の臭いが少し混ぜ合わさった感じ。
この「他」が何かわかりません。
微弱ながら何か混ざっているのですが。
記憶にない、何か、です。

飲んでみます。

ウイスキーの味わいがない。

まあ、これは想像通りですが、カラメルの甘さもありません。
人工的なスモーキーさもありません。
アルコールの味だけです。
工業的なアルコールの味わいですね。
上質のウオッカにみられる、「ほのかな甘さ」など、かけらもありません。

そして、この「無機質」を連想させる味に、また微弱な何かが混ざっています。
この味も記憶にない新しい味です。


栓を開けて3ヶ月ほどになりますが。
減りません。
飲む気が起きないのです。

新たな人造酒が誕生したわけですが、この「飲料」は世間に定着するのでしょうか。

見守っていきたいです。